【気になるアレ試してみた】第19回『I-O DATAワイヤレスHDMIアダプター』

TUDOI（つどい）｜もっと自由にもっと楽しくいきいきと。”働く”ヒントと出会う場所。TUDOI HOUSE【気になるアレ試してみた】第19回『I-O DATAワイヤレスHDMIアダプター』

【気になるアレ試してみた】第19回『I-O DATAワイヤレスHDMIアダプター』

Sep 02.2024

趣味はカフェ巡り

INOU

みなさんの職場のデスクの上はキレイに整頓させていますか？　
デスクの上がPCの線が交差しているジャングルのようになっていませんか？　
また会議やミーティングで画面共有をする際、ケーブルを抜いたり、差したりしながら受け渡しをしていませんか？
日々「手間だな」と感じつつ「やることが当たり前」になっていた日常がこれによって劇的に変わるかもしれません。
今回は「I-O DATAワイヤレスHDMIアダプター」を実際使用してみて率直な感想をレポートしてみたいと思います。

接続は簡単？
なにが改善されるの？
使ってみて気付いたメリット・デメリット

今回、TUDOI編集部で導入に至った経緯としては、オフィスのレイアウト変更するにあたり、オフィスの使い方で「なんとなく不便」と感じるところがあれば改善してみよう！　というのがきっかけでした。またコロナ以降、特定の人以外はひとつの場所に拘らず、流動的に作業スペースを使うようになった背景もあります。そんな中で発生したのが…
「デスク周りの配線が多すぎて邪魔だわー。この線は何に使ってるやつなの？」特定のデスクを使用している際は、どの機器がコンセントに繋がっているのかおおよその推測はできましたが、共有スペースとなれば適当にコンセントを抜いてしまうことは命取りです。なぜかって？　それは他人が使用中のコンセントだったりしたら気まずいじゃないですか… というたくさん有線があるゆえの悩み。
また、会議などで画面を共有する場面って多いですよね。その際、担当者が変わるたびに、ケーブルを差し替えるのって手間でしかありませんでした。しかも作業中は話が中断してしまうので、微妙な時間流れるし…「なにかスムーズにいく方法はない？」ということで「じゃあ、ワイヤレスHDMIアダプターを使ってみよう！」と導入に至った次第です。
さて！　長々お話ししてしまいましたが、導入経緯はこのあたりにして早速使ってみて感じた素直な声をお伝えしたいと思います。

接続は簡単？

簡単です！　親機にアンテナを取り付けて、説明書通りケーブルを差せば特に戸惑うこともなく、すんなり接続はすることができました。機械音痴ということもあり、かなり慎重に何度も確かめながら行ったので5分ほど掛かりましたが、繋げるだけなので、手慣れた人であれば30秒も掛からずできるほどの簡単さだと思います。

※親機・子機と付属品たち

入っていた機器はこれですべてです。あとは簡単な説明書が付いている感じでしょうか。説明書通りに行えば接続は簡単ですが、検索すれば分かり易く説明しながら教えてくれる動画などUPされていましたので、心配な方は視聴しながらするのも良いかもしれません。

[ 参考 : 動画で紹介byアイオーレビュー隊 ]

ケーブルを繋ぐことは非常に簡単でしたが、設定は非常に時間が掛かりました。ここからは何度も同じことを繰り返し、泥沼へとハマっていきます。
画面が表示されない…
説明書では「子機をパソコンに差して20秒ほど待てば画面共有できる」とのことでしたが、一向に共有されませんでした。子機を追加した際にはペアリングが必要と書いてあり、最初のセットではする必要はなさそうでしたが、念のためペアリングをすべく、各々ボタンを数十秒ほど長押しして様子をみることに。

この起動画面をひたすら見続けていた記憶があります。
結局このまま時間オーバーになり、しばらく席を外したのですが、戻ってから子機のスイッチを押したところ、すぐ親機で画面を共有することができました。今考えると「子機に接続してから20秒ほど待つ」と書いてありましたが、せっかちにカウントしてしまったのかも？　もう少しのんびり接続を待つべきだった？　と感じます。

なにが改善されるの？

1. ワイヤレスになったので、デスクがとてもキレイになった！

まずは有線のときと比べて非常にデスクがスッキリしました。これだけスッキリするとお互いコンセントでなにを使っているのか分かり易いです。そして、掃除もとてもしやすくなりました。コンセント周りはなにかと埃が付きやすいので地味に嬉しいところ。しかも、元が綺麗に整頓されている状態だと「このまま綺麗な状態をキープして皆で気持ちよく使っていくぞ！」という気持ちになりますよね。

2. 画面共有の際、ケーブルが届かないために席を移動する煩わしさがなくなった

HDMIケーブルが微妙に相手のパソコンに届かないケースってありませんか？　そんなときは発表者が変わるたびに、パソコンを持って人が移動しなくてはいけませんでした。ワイヤレスになるだけで、親機から10m以内であればケーブルの長さを気にすることなく使用できるので、いろんな長さのケーブルを何本も用意しておく必要もなくなります。

3. ボタンを押すだけ！　画面共有がとても簡単にできるようになった

こちらも上記と重複しますが、画面共有する際は担当者が変わるたびにHDMIケーブルを受け渡していました。ですがその必要もなくなります。ケーブルを次の相手に渡すために移動をしたり、渡された人も接続がスムーズにいかずモタモタしてしまったりする時があります。この作業がないだけで微妙な受け渡しの時間が短縮できます！そして話の流れを止めることなくスムーズなやり取りが可能です。

使ってみて気付いたメリット・デメリット

[ メリット ]

無線になるので、混線することなく見た感じがスッキリする
画面を共有したいとき、スイッチを押すだけで簡単に画面の切り替えを行うことができる
親機1台に対して最大64台まで子機を使用できるので大人数でも対応できる
タッチバック機能を搭載しているので、電子黒板と親機を繋げばPDFやパワーポイントに直接書き込むことができる
iPhoneやiPadも子機に繋ぐことが可能。違うデバイス同士でも画面を共有することができる
親機とPCを直接繋ぐこともできる

[ デメリット ]

複数台で使用する際は、子機を追加購入する必要がある
最初は画面に映し出されるまで、やや時間が掛かる
親機と子機の距離は10m以内で操作を行わなくてはいけない
PCによってHDMIケーブルとmicro B to Aを差す部分が離れている場合、違うケーブルを使う必要がある

上記の「HDMIケーブルとmicro B to Aを差す部分が離れている場合」なのですが、通常ケーブル同士を縦に線を差すことができればスッキリしています…。

このようにケーブルを差しこむ場所が反対のノートパソコンだと、付属のケーブルは使用できませんでした。社内のものを使用しましたが、今度は長くなってしまい少し「ごちゃっ」と感があります。

※ケーブルの長さが微妙に足らない…　⇒　ややケーブルが長くて邪魔な感じ

「ワイヤレスHDMIアダプター」を使ってみて

今のところ使用頻度としては少ないというのもあるのですが、子機を２台使って使用するときに毎回追加の子機がうまく接続されず、苦戦をしています。そのたびに「どうするんだっけ？」と説明書を読み返している状態ではあります。
画面が共有するまで少し時間を必要とするので(といっても20秒ほど) 会議などで使用する際は、余裕をもって事前に繋げて確認しておくのが良さそう◎
それ以外は、特に不自由を感じることもなく快適に使用できています。やはりケーブルの差し替えの手間がないのはかなり楽になり、話を中断することなく快適に会議を進めることができました。デバイスがパソコンでなくても使用できるので、会議やミーティング以外にも使えるときは多そうです。
導入を検討している方は是非参考にしてみてください。