みなさん。自分自身を「あ? なんだか臭いかも?」と感じたことはありますか?
「自分は無臭だから、臭いとは無縁」って思っているそこのアタナ。あなたの鼻が自分のニオイに慣れてしまっているだけで、実は周りから「臭い」と思われているかもしれません。自分で自分のニオイに気付いたときは、まわりはもっとあなたのことを「臭い」と感じていて、手遅れになることも…。
しかし相手に対して体臭を指摘することは、かなり言いづらいことですよね。家族ならまだしも、満員電車や職場の閉ざされた空間に居合わせる機会に「わたし、くさいですか?」と聞かれて「臭いぞ!」と答えられる関係性にある人は少数でしょう。ほとんどの人は本音を言わないでしょうし、そこまで親しくない間柄なら「そんなことないですよ~」と返すパターンが多いのではないでしょうか。
要するに「体のニオイ」は自分では気づきにくい厄介な問題でありながら、他人からすると、相手の心を傷つける可能性のあるややデリケートな問題のため、指摘しづらいのです。
「スメハラ」なんていう言葉もあるくらいなので、ニオイに対して少なからず皆さん苦労した経験があるのではないでしょうか。
そこで今回は! 「体臭」にスポットを当ててみました。
職場で※「スメハラ」しないためにも、自分で改善できそうなことからトライしてみましょう!
※スメハラ…いわゆるスメルハラスメントの略語。ニオイによって他人に不快な思いをさせてしまう行為のことをさす。
- 自分が思っている以上に、他人はあなたのニオイに気付いている?!
- 汗をたくさんかく夏だけだと思っていない? 冬でも人は「スメハラ」の原因になる汗をたくさんかいているらしい
- 自分は臭くない! と思っていても、一応試してみませんか? 自宅でできる簡単な体臭チェック方法
- ここはプロに判断してもらう? 専門家が分析。誰にも気付かれないように検査できる「体臭検査キット」
- 手軽にニオイ対策するにはどうすれば?
自分が思っている以上に、他人はあなたのニオイに気付いている?!
自分は臭いと感じていないのに、周りの人からは臭いって思われているのは地獄ですよね。自分が気付いていないのに、このような事が起きてしまうのには理由があります。それは自分自身が「自分のニオイに慣れてしまっているから」なのです。
お友達家に行ったとき「他人の家の香り」を感じたことはないですか? これは普段の自分の生活圏にないニオイを鼻が敏感に察知したからです。逆に友人があなたの家を訪れた際も「他人の家の香り」を感じることでしょう。どんな場面でも良いですが、普段の自分の生活圏にない香りに対して、人間の鼻はとても敏感に感じるのです。これが体臭ともなれば一日中、自分自身のニオイを嗅いでいるので、自分から出る異臭に気付かなくなってしまうには分かるような気がしますよね。しかも嗅覚は五感の中で一番リセットするのが遅いのだとか。完全に鼻に定着した普段に香りをリセットするには数週間かかりるので「そりゃ、自分の体臭なんてわからないわ」って話なのです。
汗をたくさんかく夏だけだと思っていない? 冬でも人は「スメハラ」の原因になる汗をたくさんかいているらしい
夏は暑くて汗をたくさんかくので「汗臭くなった~」と感じる人は多いと思いますが、冬でもたくさんの汗をかいているって知っていますか?
一般的に成人の場合1日2.5ℓの水分が排出していると言われています。ほぼ排泄で失われますが、0.9ℓは汗や呼吸で失われる水分とのこと。0.9ℓだと500㎖のペットボトルにして大体2本分くらいですね。「え? そんなに汗かいている?」と感じてしまいますが、知らない間にその位水分は排出されているってことです。しかも冬は、夏と比べて水分不足になりがち&乾燥により、濃度の高いべたべたした汗が出やすくなるので、より臭いニオイを発しやすくなるのだとか。確かに外は寒くても室内は暖房で暑かったりしますよね。外は極寒でも、室内に入った途端汗(特に脇汗)をかいていたりするので、濃縮された汗が出てしまいそう…
自分は臭くない! と思っていても、一応試してみませんか? 自宅でできる簡単な体臭チェック方法
そんなこんなで、自分が臭くないと思っていてももしかしたら匂っているのかも…という懸念を払拭するためにも、自宅でできる簡単なニオイのセルフチェックの方法をお伝えします。
01. 服のニオイを嗅ぐ
自分がその日着た服のニオイを嗅いでみてください。特に脇、首回りを中心にクンクンと嗅いでみて「臭い」と感じたら、異臭を放っていた可能性があります。テレビで “汚部屋” の住人が、既に着た服を再度着ることで異臭の有無をチェックするというのを見たことがありました。色々なニオイに包まれている部屋でも認識できるくらいなので、これなら簡単に確認できそうですね。
02. 頭皮を指でこすってみる
頭は皮脂の分泌が多いので、ニオイを発しやすい部分です。毛髪は汗や皮脂と触れづらい場合もあります。毛髪で確認するのでなく、頭皮を直接こすって確認してみましょう。頭皮のニオイを気付かれるシチュエーションとしては、自分の頭が相手より下にある場合ですが…デスクで座っているとき、しゃがんだ瞬間、自分より背の高い人と話をしているときなど、頭皮のニオイに気付かれる頻度は意外に高そうです。
03. 愛用のパジャマ、枕のニオイを嗅ぐ
01.02.で特に無臭だった~という人は、最後に自分のニオイがたっぷりと染み込んだアイテムを嗅いでみましょう。特に枕カバーは毎日洗濯している人は少数なので、確認しやすかったりします。最初からこの方法をチェックしても良さそうですが、濃縮されたニオイを嗅いだ衝撃は半端ないかも…勇気がある方はどうぞこれから試してみてください。
ここはプロに判断してもらう? 専門家が分析。誰にも気付かれないように検査できる「体臭検査キット」
セルフチェックで疑心暗鬼になった場合は、他人に聞いてみるのも良いかもしれません。ただ、お互い気まずさMAXですよね。そんなときは自宅でできる「体臭検査キット」なるものもあるみたいなので、試してみるのも良さそうです。
[ 自宅で評価できる体臭検査キット | odorate(オドレート) ]
参考:オドレート公式HP
[ 体臭博士の体臭検査 | ベネフィット-イオン ]
どちらもニオイの種類や改善方法などを提示してくれます。科学的な根拠も踏まえ分析をしてくれるので「一体どこが匂っているのだ?」という場合でもピンポイントで対処法が分かります。若干、サービス内容や価格が異なるので、自分に合うメーカーを比べるのが良さそうです。
手軽にニオイ対策するにはどうすれば?
検査キットを試してみれば一発で対策方法がわかります。ただ、お金もかかるし、なんとなく注文するのが恥ずかしいし、別にニオイがある気もしないし、頼むのはハードル高いわ~という人は日々のケアを再度確認していきましょう。
01. こまめに汗を拭く
汗が細菌によって分解され嫌なニオイを発生するまで、1~2時間と言われています。その前にハンカチや汗拭きシートなどで、ニオイの原因を排除しましょう。「クーラーが効いた部屋に入れば汗はすぐ乾くから~」という甘い考えはいけません。ただ皮脂汚れが溜まるだけです。ハンカチを濡れたまま放置すことで雑菌が繁殖する場合もあるので、こまめに乾かすこともお忘れなく!
02. 消臭サプリを飲む
ドラッグストアのサプリコーナーやネットでも手軽に「体臭をカバーする消臭サプリ」などの商品がたくさん出ています。1000円しないで購入できるサプリもあるので、自分の体質に合うものを探して、とりあえず効果を試してみるのも良さそう。
03. 皮脂汚れを落とす
皮脂の分泌が多い箇所はニオイやすいです。皮脂は油汚れと同じですからお湯だけで落とすことはできません。最近はデオドラントに特化した洗浄剤も増えています。ゴシゴシ洗う必要はありませんが、頭皮、背中、耳の裏、胸は洗い忘れがないように、洗浄できるボディクリームや洗顔を使い優しく洗い流すことを心掛けましょう。耳の後ろは忘れがちなので、きちんとケアしていきたいですね。
「なんだか汗臭いかも」「洋服が生乾き臭いかも」「頭皮のニオイがあるがする」など、一度は「自分のことがなんとなく臭い気がする」と感じたことがあるかと思います。周りはなにも変わらず接してくれるので「気にするほどでもないのかな? もしかして気付いていないかな?」と思っていても相手は気付いていることの方が多い。というのは少し衝撃ではありましたが、周りの優しさに甘えてはいけません! ニオイ対策も立派なマナーです。スメハラにならないよう、まずはできるケアでニオイ対策をしていきましょう♪
Z世代との価値観の違いが未だに理解できず奮闘中。α世代の遊びや考え方は宇宙人だと思っている。最近の口グセは「それがいまの時代なんだよな~」
TUDOI HOUSE
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