恐怖。突如襲いかかる腰痛。その原因とは?
デスクワーク中心の仕事で「1日中座りっぱなし」という方は多いのではないでしょうか。「万年腰痛で困っている」という声は耳にしますが、なんと厚生労働省の調査によると、国民の4人に1人が腰痛になっているのだとか。また、健康状態になんらかの違和感のある自覚症状としては「腰痛」が男女ともにトップという結果が出ています。
参考 : 日本生活習慣病予防協会ホームページ
なぜこんなにも腰痛が多いのでしょう? その原因は ズバリ…
“姿勢の悪さ、運動不足、激しい運動、ストレス、内臓疾患など”
デスクワークのように長時間同じ姿勢を続けていると、最初は姿勢を意識していても、気が付くと猫背になっていませんか? 気付いた時には時既に遅し…。肩や腰が痛い! と感じる方は多いのではないでしょうか。運動も、全くしていないと、筋肉が凝り固まり腰痛を引き起こしやすいですし、多少運動をしていると思っていても、激しすぎる運動は、筋肉や関節への負担や疲労が大きく、腰に負担がかかります。そして一見、腰痛とは無縁に感じられるストレス。しかしなんらかの精神的ストレスがかかると、腰の筋肉の血流が悪くなり、腰痛を起こす原因となってしまうのです。
毎日に生活習慣と言われても、適度な運動をする時間もないし、デスクワークでの座り方も、ついつい楽な姿勢になりがちなので、1日中正しい姿勢を保つことは結構シンドイ。
そんな時に「働き方expo」で気になるものを見かけました。その名も『ayur-chair(アーユル・チェアー)』。
腰がラクになる。集中力が上がる。という文言に「ホントですか?」と疑念を持ちながらも1日をほぼイスに座って過ごしているので、なにかが改善されるならば…と興味を感じ、原宿直営店で体験させていただきました。
見た感じは、かなりシンプルなデザインで、イスも硬め。普段、フカフカでしっかり背もたれのあるイスを使用しているので、「コンパクトで場所はとらなさそう」という程度の印象でしたが、機能がとてつもなく素晴らしかった。
理想の姿勢で座ることで、身体への負担を減らし、腰痛予防に
まず、アーユル・チェアーの大きな特徴は「坐骨で座る」ということです。骨盤を立たせ、坐骨で座ることで、腰や身体への負担が最小限になるよう設計されているのだとか。
坐骨とは骨盤の下の方のとんがった箇所です。この坐骨をしっかり使うことで、骨盤を立たせ身体への負担を減らす座り姿勢になります。
画像出典:アーユル・チェアー公式サイト
ではなぜ骨盤を立たせることが大切かというと、骨盤が倒れている状態になると椎間板( 脊柱 を構成している一つ一つの骨の間に存在する円形の線維軟骨)や筋肉に負担がかかり腰痛を引き起こしたり、はたまた消化不良や、呼吸問題を引き起こしたりする原因ともなるからです。
※お尻を突き出すようにして座ると坐骨が立つのだそう。
使用することにより得られる、3つの効果
- 理想の姿勢になれる
- 腰痛の改善
- 集中力アップ
要は、正しい姿勢でイスに座ることで、身体の不調は軽減される。そして正しい姿勢は脳への酸素供給が増加するので、集中力もUPするのです。
実際に、第三者機関が最新の集中力測定器を使い仕事中の集中度を測定したところ、
< 一般のイス >
8時間労働中、集中した時間は2時間。
< アーユル・チェア>
8時間労働中、集中した時間は2時間40分と35%増加し、同じ業務の作業時間が9%短縮させた。という結果に。
実際座ってみないと分かりにくいことも多いですが、自宅やオフィスで10日間無料(※)で試すことも可能です。
アーユル・チェアー公式サイト (※送料はお客様負担)
実際にオフィスで体感してみました!
※1週間20名程度のモニターのレビュー結果を公開
いいね!
- 隣の人が正しい姿勢だとつられる、美しい
- 包まれる系チェアで、眠くなった時に良い
- 姿勢が悪くなってくると、骨に当たるので「姿勢な悪くなってきている…」と、気付くキッカケになる
- 腰だけでなく、肩甲骨も下りる感じがして、肩コリにも良さそう…
ここが気になった!
- 正しい居座り方ができていないと、足が組めちゃう
- 素人には座骨で座る(お尻を突き刺して座る)感覚が、なかなか難しい
- 腰あてから逃げるために反り腰になっていく
- 座骨が痛い(全体重がそこに乗っている&座面が固いため)
- 背もたれに頼ろうとすると、腰あて付近が痛くなる
- 大股開きで座らなくてはいけないので、スカートのときは座れない
- 一瞬座ると、「いいね!」となるが、長時間だと疲れてくる(瞬間座った感じと、また違う感覚が生まれる)
- ご飯中はゆったりしたいかも…
- 元の椅子戻ったらラク〜
全体的の意見として、「最初はすごく良い! でも、時間が経つと、お尻や腰あての当たりがシンドイ」という結果に。
アーユル・チェアー担当者に伺いました
「最初のうちは、しばらく座ったときに違和感や、疲れた、シンドイ。と感じると思います」とのご回答。
いままで楽な姿勢や、柔らかいイスに慣れてしまっていた人は、当然感じる現象なのだそう。
正しい姿勢を保てるようになれば、立っている姿勢のときでも骨盤を正しい位置の状態になるので、美しい姿勢&健康的な身体に近づくことができます。
とはいえ、できるだけシンドイ思いをせずに、理想的な姿勢は手に入れたいもの。
途中で、お尻、腰の当たりが気になるかも? となった際の対策も紹介されています。
01. 定期的に立つ
もし、お尻が痛くなってきたら、それは「長く座りすぎ」のサイン。柔らかいイスではサインを見逃してしまいます。長時間座ることは、腰だけでなく身体に大きな負担をかけます。ある研究では、1時間座るごとに寿命が22分縮まるともいわれます。
定期的に立ち上がり(30分に一度など)身体を動かしながら、正しい姿勢をつくるイスで身体の負担を減らしましょう。
引用 : アーユル・チェアー座り方ガイド │ アーユル・チェアー公式サイト
02. ときどき「逆座り」にする
座面を逆にして座るだけで、圧のある位置が変わり、お尻の痛みを防ぐことができます。この座り方でも、腰にかかる負担のかからない角度も保つことができるので、気になったときは、座り方を都度変えるのも良さそう。
03. 自分に合う、座面と腰あての調整をする
腰あてはやや低めで、ベルトをする辺りをイメージして調節。足の裏もしっかり着く高さで調節することで、安定した姿勢を保つことができます。
世界一座る時間が長い、日本人
シドニー大学を中心としたオーストラリアの研究機関によると、日本の平均座位時間は7時間と世界最長。
座っているだけで、寿命が縮まるなんて、なんて恐ろしい結果なのでしょう…。日本は長寿大国なイメージがありましたが、それはもう昔のお話なのかもしれません…。
普段、こんな姿勢で仕事していませんか?
TUDOI編集部スタッフの日頃の様子を切り取ってみました。腰痛と肩こりで、2週間に1度、ひどいときは毎週マッサージと整体をハシゴしているようです。先ほど、1時間座るごとに寿命が22分縮まる、とお伝えしましたが、作業しながら昼食を取ることも多いとのことで、7時間座りっぱなしと考えると…。
1日で154分の寿命が縮まっているようです。このままだと何歳まで生きられるのでしょう…。
座る椅子をアーユル・チェアーに変えてから、姿勢と骨盤を意識して生活をするようになったみたいです。
まだ、慣れないためお尻が痛くなったり、疲れる感じがあったりするとのことですが、「お尻が痛くなってきたら、少し立って休憩しよう」など注意しながら仕事をすることで「作業効率は上がった気がする!」と好感触を示していました。
今回、腰痛が改善できる方法があるなら。と軽い気持ちで調査しましたが、座位時間と死亡リスクが比例することや、イスを変えるだけで身体の根本改善が期待できるなど、アーユル・チェアーの素晴らしさを知ることが出来ました。
今回、サイトで紹介したのはオクトパスという一番ベーシックなタイプですが、大人から子供まで使えるラインナップは豊富にありましたので、気になる人は是非チェックしてくださいね。
TUDOIで『こんな製品きになる』『試してほしい』というものがありましたら是非「お問い合わせ」ページより編集部までご連絡ください。(メーカー/販売代理店の方へ:在宅勤務やオフィスで使えそうなもの、新しい製品レビューなど、ご依頼お待ちしております)
Z世代との価値観の違いが未だに理解できず奮闘中。α世代の遊びや考え方は宇宙人だと思っている。最近の口グセは「それがいまの時代なんだよな~」
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