感染対策の条件を満たすレイアウトが難しい
新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、見聞きする機会が増えた 「フィジカルディスタンス」 という言葉。 厚生労働省は、人と人との間隔を2m以上(最低でも1m)開けることを推奨しています。
これは、新型コロナウイルスの主な感染経路として、咳やくしゃみ・会話で発生する飛沫を浴びることによる飛沫感染が挙げられているためです。この飛沫は、約1~2mで地面に落下するといわれています。
僕も総務担当の皆さんが、少しでもみんなに安心して仕事をしてほしいと試行錯誤の毎日を送っているのを見かけます。
- 何かあれば 「ねぇ、ちょっといい?」 と声をかけることができる距離感
- スペース効率の良さ
この2つの条件をいい塩梅で両立させながら、さらに飛沫対策の2mの距離を確保する‥…このレイアウトを検討するのが、なかなか難しい! そこで目を付けたのが 「デスクトップモニタ」 です。
今までのオフィスのデスクエリア
まずは、コロナウイルス感染症の流行前のオフィスはどうなっていたのでしょうか? 従来は、さまざまな働き方に対応できるように個人用モニタのあるデスクエリアとコミュニケーションを重視した、個人用モニタがないデスクエリアの2種類がありました。
この状態だと、モニタがないエリアでは、向かいに座った人の飛沫を直接浴びる可能性が高いですね。
モニタで飛沫対策をしてみる
この状態から、モニタを分散して配置することにすると、モニタがパーテーションの代わりをして、席数を減らさずとも正面からの飛沫を防ぐことが出来ます。
一般的な区切りパネル(デスクトップパネル)の高さ=約45cm。
代わりに設置した個人用モニタ24インチの高さ=約50cm。
↓
正面からの飛沫防止の必要条件を満たしているのでは! というアイデア。
現在は出社率が削減されているところも多いと思うので 「原則、モニタが設置してある席を利用する」 というローカルルールで運用すれば良さそうですね。もし出社人数が増えたとしても、この方法であれば新たなスペースを用意するのではなく、間引いていた席を使用することで業務をすることが出来ます。
ただし「フィジカルディスタンスの確保」 と 「飛沫対策」 は、ともに感染症対策の一つにしかすぎません。
これをしたからといって、感染を確実に予防できるわけではないので、他の対策もあわせて実施していく必要があります。
季節も冬に近づいて、再流行しているという報道もあります。新型コロナウイルス感染症の対応をする日々が続きそうですが、安心して業務ができる環境づくりについても発信していきたいと思っています。
リモートメインから出社する方向へ切り替え中。マイホームを郊外に購入したので往復2時間半の通勤にゲンナリしている。家に帰ってから飲むビールが至福の時間。
TUDOI HOUSE
リモートモデルハウス公開中集中するための環境づくり、そして身体への負担を無くすことは人類共通の必須課題。最新のスツール(椅子) を見つけ…
ワークスタイルにオフィス出社とWEB会議のハイブリッド型が増えたことと、リモワラボ盛況につき、スペースが足りな…
ワークスタイルにオフィス出社とWEB会議のハイブリッド型が増えたことと、リモワラボ盛況につき、スペースが足りな…
寒さが増す今日この頃・・・デスク回りのお悩み事一番と言っても過言ではない・・・
元から猫背だったのが、より美しい猫背になりました・・・。 そんな時に、発見したのが「おうちで健康」をテーマに…