就職や転職ではよく、「これからのキャリアについての展望」や「5年後、10年後にどうなっていたいか」を聞かれたりしますよね。
“VUCA”や “風の時代”なんて言葉もありますが、変化が大きくこれから先どうなっていくのだろうか? と思うことも増えています。
「10年以内に退職予定」は51.0% 女性の方が割合が高い
マイナビ転職が行った『2021年新入社員の意識調査』では、約3割の人が「現会社を3年以内に退職予定」と答えています。「10年以内に退職予定」と答えたのは、51.0%とほぼ半数!
転職をすることが、以前ほどネガティブではなくなっているとは言われていますが、思ったより数値が高く驚きました。
さらに、男女別では「3年以内に退職予定」と回答した内、男性が22.5%・女性が34.0%と女性の方が転職の意識が強い結果となっています。
転職サービスdodaが16,000人のビジネスパーソンに行った転職に関する意識調査でも、転職に対するイメージは男性よりも女性の方がポジティブに感じているという結果に。
また、実際に転職を経験した割合も女性の方が高いことが分かります。
切っても切れないライフイベント
女性が働くという上で切っても切れないのが、結婚や出産といったライフイベントです。働く女性が人生を考えるときに、あるかないかも含めて「結婚」「出産」というキーワードから目を背けることは出来ません。
専業主夫を経験された方にお話しを聞いた、こちらのインタビューの中に出ていたように、それぞれのライフプランにあわせた働き方を会社側が提示してくれると、安心感を持てるようにもなりそうですね。
女性の働き方に取り組んでいる企業の認定マーク
女性の働き方について、企業が取り組みを実施しているかの目安となるマークがあるのをご存じでしょうか?
それは、『くるみん』と『えるぼし』という2つのマークです。企業のコーポレートサイトなどで目にしたことがあるかもしれませんね。
画像出典:厚生労働省くるみん認定及びプラチナくるみん認定企業名都道府県別一覧
『くるみん』と『えるぼし』どちらも厚生労働大臣が付与する認定のマークです。
『くるみん』は、「女性労働者の育児休業等取得率が75%以上であること」「男性労働者のうち育児休業等を取得した者の割合が7%以上であること」などの条件を満たした、『子育てサポート企業』であることの認定マークです。
一方、『えるぼし』は女性の活躍推進のために「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」という5つの評価項目について、行動計画を立て、その取り組みが優良であると認められたことを表すマークです。
令和2年6月には『プラチナえるぼし』も創設され、15の企業が認定されています。(令和3年6月末時点)
『くるみん』『えるぼし』の認定企業は厚生労働省のWEBサイトから確認することができます。
くるみん・プラチナくるみん認定企業名都道府県別一覧
えるぼし・プラチナえるぼし認定企業一覧
その他にも、「働きがい」に関する調査を行いランキングを公開しているGPTWでは、
「働きがいのある会社 女性ランキング」も公開しています。
どんな会社がどんな取り組みをしているのかをみるのも興味深いですよ。
ますます注目される女性の活躍推進
国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の中にも、「ジェンダー平等を達成し、 すべての女性及び女児の エンパワーメントを行う」という目標があります。
画像出典:国際連合広報センターSDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン
今後、より一層女性の活躍推進が注目を浴びることになりそうです。
自分がどんな働き方をすれば、充実感や納得感が得られるのかを考えて、その時々にあった働き方を選ぶことができるといいですよね。
TUDOIでは、「働くママ座談会」などをお届けしてきましたが、これからも実際に働いている女性にフォーカスした記事をお届けしていきたいと思います!
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