働くママがぶち当たる「小1の壁」への不安や働くママがぶち当たる「小1の壁」の現実など、子育てと仕事を両立する『働くママ』に注目した記事を紹介してきました。
今回もそんな子育てと仕事を両立する人にお送りしたい記事です。
(もちろんママだけでなく、パパにも知ってほしい!)
子供の面倒をみてほしい! そんなときに頼れる人「シッターさん」
「急に出社しなくちゃいけなくなった!」「どうしてもお迎えの時間に間に合わない…」「突然、明日は休園・休校!?」
こんなことが起きた時どうしますか?
近くに子供の面倒をお任せできる人がいればいいですが、そうでないときは大ピンチ。
そんなときに頼れるのが、ベビーシッターやキッズシッターなどの「シッター」さん。
ベビーシッターに対して、お金持ちの人が利用するイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、国や地方自治体の補助金制度を使うことで料金の負担を抑えて利用することが可能になります。
どんな補助金の制度があるのかまとめてみました!
補助金制度① 内閣府ベビーシッター割引券
まず紹介するのは、内閣府の「内閣府ベビーシッター割引券」です。
こちらは、勤めている企業が「企業主導型内閣府ベビーシッター利用支援事業」の承認事業主となる必要があります。この制度を利用すると、従業員がベビーシッターを利用したときに使用できる割引券がもらえます。
弊社の社員が実際に申請をしていたので、割引券を見せてもらいました。
制度の詳細や申請書類については、下記をご確認ください。
内閣府:企業主導型ベビーシッター利用者支援事業における「ベビーシッター派遣事業」の令和3年度の取扱いについて
公益財団法人全国保育サービス協会:ベビーシッター派遣事業のご案内
補助金制度② 東京都ベビーシッター利用支援事業
次に紹介するのは、東京都が待機児童対策のために実施している支援事業です。
保育所等に入所できるまでの間、保育所の代わりとして、東京都の認定した認定外ベビーシッター業者を150円/時間で利用できます。
待機児童対策の事業のため、保育所への入所申し込みをしていることが条件になっていたり、対象となる子供の年齢が内閣府ベビーシッター割引券より狭くなっています。
申し込み方法や事業の詳細については下記ページをご確認ください。
東京都福祉保健局:ベビーシッター使用支事業(ベビーシッター事業者連携型)
「ベビーシッター利用支援事業(ベビーシッター事業者連携型) 認定事業者一覧」
補助金制度③ ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
東京都内でも、中央区・文京区・豊島区・北区・荒川区・葛飾区・武蔵野市では、一時預かりについての支援も行われています。
今回はその中から文京区の制度についてみてみましょう。
こちらは残業や病気、学校行事など幅広い理由で一時的に保育を必要とする人に向けた支援事業です。
突発的に起こる様々な事情でベビーシッターさんを利用した時に、支援してもらえると安心ですよね。しかし、東京都ベビーシッター利用支援事業よりも実施している区市町村が少なくなってしまうのが、すこし残念です。
こちらの申し込み方法や事業の詳細については下記ページをご確認ください。
東京都福祉保健局:ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)
文京区:令和3年度ベビーシッター利用料助成制度
補助金制度④ 世田谷区 せたがや子育て利用券
ベビーシッターの利用だけでなく、地域の産前・産後サービスで使用可能な利用券を配布しているのが、世田谷区です。
対象サービスは、マタニティ教室・マタニティタクシー・ベビーシッター・家事援助・食育セミナーなど幅広いですね。具体的に利用可能なサービスは、サービス検索サイトから見つけることができます。
世田谷区の取り組みは地域で子育てをという側面が強く出ている、独自の支援事業ですね。ネウボラ面接という単語を今回初めて知りました。
こちらの事業の詳細は下記ページをご確認ください。
世田谷区:せたがや子育て利用券
シッターさんにお願いするときの注意点
子育てと仕事を両立したい人にとってシッターさんはとても頼りになる存在です。しかし、以前には痛ましい事件が発生したりとトラブルが起きる可能性もあります。
安心してシッターさんにお願いができるよう「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」が内閣府より公表されています。
①まずは情報収集を
ベビーシッターを利用するには、事業者に申し込み、所属するベビーシッターが派遣される方法と、マッチングサイトを通じてベビーシッター個人に利用者が直接依頼する方法があります。
保育料の安さや手軽に頼めるかという視点ではなく、信頼できるかどうかという視点で、ベビーシッター事業者の情報を収集しましょう。マッチングサイトを通じての利用の場合は特に詳細に情報収集を行い、マッチングサイトのガイドライン適合状況調査サイトも確認しましょう。
②事前に面接を
ベビーシッターの派遣を事業者に依頼する場合、ベビーシッターに対する希望を明確に伝えましょう。派遣される予定のベビーシッターと事前に面談を希望する場合は、事業者に申し出てください。
マッチングサイトを通じて依頼する場合には、インターネットの情報だけを頼りにするのではなく、実際に子どもをベビーシッターに預ける前に必ずベビーシッターと面会し、子どもを預かる方針や心構えなどについて質問して、信頼に足る人物かどうかを確認しましょう。また、子どもを預ける際には、必ず事前に面会したベビーシッター本人に直接子どもを預けるようにしましょう。
この他にも計10個の留意点が記載されています。実際にシッターさんを利用する際には、事前の情報収集と面談等を行い、お互いに信頼関係を持って子供を預けるようにしましょう。
うまく活用して、心強い助っ人を増やそう
今回、様々な補助金や支援事業をご紹介しました。
それぞれ、対象とする子供の年齢や条件が微妙に異なるので、これを調べて申請するのは、子育てをしながらだと少し骨の折れる作業だなと感じました。
情報収集や申請をママがしなくてはいけないということはないので、パパにも参加してもらい手分けするのが良いと思います。
こういった支援事業をうまく活用し、子育てと仕事を両立する際の助っ人を増やすことができれば、子育てのために仕事をあきらめたり、両立で苦しい思いをする人が減らせるのではないでしょうか。
気になる方は、一度自分の住んでいる市区町村にどんな制度があるか調べてみることをおススメします!
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