
在宅勤務が増えると、減るものがある。
それは「雑談」。
でも、私にはわかる。
コミュニケーション不足を解消しようにも、狙って雑談するのは得意ではない…という人もいれば、プライベートの話を職場の人間関係に持ち出すのは気が進まない…という人もいるということ…。
なぜなら、私自身がそうだから!
在宅勤務が主流になると、オンラインでの会議や打ち合わせでは話しやすくても、そうでない場面ではなかなか「雑談」が生まれないもの。
そんな「天然モノの雑談が生まれずコミュニケーションが不足しがち」な環境への提案として、今回TUDOIでは【業務外のテーマに対して、真面目に会議してみる】を試行することに。
いわば、小学生時代に使っていた自由帳とか、居酒屋のトイレにある謎のノートみたいな空間を “養殖”するかんじ。
どんなテーマで、どんな盛り上がりを見せたのか? はたまた盛り上がらず燻って終わったのか…。結果はいかに!?
今回のテーマ「人差し指の改名案」
…は? いきなり何? という感じだが、テーマはまさにこのとおり。
テーマ提供者は、この記事を書いているkaori本人です。
「人のことを指でさしてはいけません!!」というわりに、
“「人差し指」という名称自体、とんでもないトラップというか矛盾しているというか、なんか納得いかないよなあ・・・”
というここ半年あまりのモヤモヤがあったので、思い切って今回のテーマとさせていただきました(要は雑談なのでテーマは何でもよかった)。
これをもって、「人差し指ブレスト」なる謎の議事録、爆誕。
会議で上がった様々な視点
ここからは、会議で上がった意見を箇条書きでお届けします。
参加メンバーはkaori含め6名。
切り口1 | マナーとしての「ひとさしNG」
「人を指でささないで」は日本独自のマナー? 海外でもそうなのか?
ざっと調べたところ、「人を指さす」は世界的にマナー違反とされるそう。
何となく不愉快な印象を抱かせる…というのは、日本だけの話ではないよう。
切り口2 | 別の言語ではどうなのだろう? とりあえず、英語は…?
人差し指の英訳は、『index finger』。なるほど、何かを指し示すときに用いられるという点を端的に表している。
切り口3 | そもそも、「1本だけ指を立てる」を最もやりやすいのが人差し指
指を1本だけ立てようとしたとき、スッと立てられるのは人差し指じゃない? という意見。確かに…と、各々で指を立ててみるメンバーたち。
…と、PCで検索したメンバーから「解剖学的に、人差し指には独自の筋肉があるから、他の指よりも動かしやすいらしい」という情報が。
おぉ…解剖学の視点は、こうやって会議の場を設けて人が集まらないと出なかったかも。
切り口4 | 印象の話 (攻撃性? 支配的? 先端こわい)
「やっぱり、『あれ』『それ』って指すのにすごくちょうどいい指なことに間違いないけど、それを人に対してやるって支配的というか、攻撃的な感じがするよね…。」
これはたしかにそう。冒頭の、マナーの切り口にも通じる。
モノに対してはいいけれど、人に対してはやはりするものではない。「指す」行為自体が本来、“上の人が、下の立場にするもの” だから?
この話の流れでは、こんな推測で盛り上がった。
「人類みんな、昔は先端恐怖症だったんじゃない? 槍とか刀とか、怖いし」
「昔の日本には扇子とか手持ちアイテムがあって、それで指していたからマイルドだったのかな?」
「(支配的という話から)人を顎で使う、なんて表現があるけど、そのなごりで人差し指が『顎指(アゴユビ)』とかわけわかんないネーミングにならなくてまだよかったのかもww」
TUDOI的アンサーを導くうえで決定的な切り口が現れた!
と、ここまで会議というのか雑談というのかわからないような、妙な盛り上がりを見せていた本テーマ。
とあるメンバーが持ち出した「医学的には…」の一言で空気が変わった!
「医学的に手指の呼び方は、『母指(ぼし)』、『示指(じし)』、『中指(ちゅうし)』、『環指(かんし)』、『小指(しょうし)』・・・らしいです」
示す指とかいて、示指(じし)! これはしっくりくる!
メンバーからも「それはなんかすごく “わかる”」という感想が上がりました。
この切り口により、私の頭にナイスな名称案がピンときた!
「『じし』 ってなんか言いにくいから、『示し指(しめしゆび)』でよくないですか…?」
参加メンバーからの「たしかに」「医学的な名称に近いし」「ジシより言いやすいかも」といった声が上がり、結果。
これが、TUDOI的アンサーとなった。
(アンサー案を出せたので、今回のテーマの言い出しっぺとしての責任を果たしたかなと思っている)
養殖雑談は、アリかナシか?
ここまでお読みいただいた皆さんは、どう感じただろうか。
調べるほどでもないけれど気になっていること。その道に詳しい人は職場にいるけれど、顔を合わせる機会がないから聞くに聞けないこと。そんなテーマを持ち出して、それぞれの切り口を出し合いながら話してみる。別に結論が出なくてもOK。なぜなら雑談だから! 興味がわかなければ ”聞き専” でもいい。
まさに自由帳のようなゆるさが割と心地よかったので、個人的には、アリかなと感じている。
「TUDOI自由帳企画 第2回」は、あるのかもしれないし、ないのかもしれない…。
<参考>


ゲームとドラマが大好き。ついつい夜更かしをしてしまい朝が起きられず遅刻しがち。ショートスリーパーに憧れるが自分はしっかり8時間の睡眠は必要なタイプ。

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