COLUMN100人いれば100通りの働き方。多様な働き方へとチャレンジする「サイボウズ」オフィスツアーを潜入レポート! [ 後編 ]

いざ! オフィスツアーへGO!

前回の【前編】は、サイボウズの今の働きやすさが実現した背景や経緯についてお伝えしました。今回【後編】ではメインイベントである「オフィスツアー」の概要をご紹介していきたいと思います。

「PARK」というエントランスでは、色々な動物がお出迎え。

エントランスから気になって仕方なかったその名も「PARK」。仕切りのある会議室も解放すると、300名規模くらいは対応できるステージになっているのだそう。家族イベントの時など子供は大興奮だとお話していました。なんだか夢の国にでも来たような錯覚になります。(笑)
PARKに並んでいる動物たちはサイボウズの製品名をもじった名前が付いている子もいるんだとか。名前のある子は社員証をつけているなど、こだわりが詰まっていました。

テーマパークや動物園のような遊びゴコロ満載のMAPも魅力的。

たくさんお部屋があるので、どこでセミナーなどがやっているかわかるように「エントランスMAP」もありました。磁石で紙が貼れるようになっているので、たくさん会議室があっても迷わず行けそうですね。

「まるで冒険しているよう」森・空・海へと続く開放的な打合せスペース

窓辺で空調に揺られているハンモックを見ているだけでリフレッシュすることも可能。

打ち合わせスペースには、ハンモックの姿も。あまり活用頻度は高くないそうですが、「ザツダン」をしながら気軽に会話やアイデア出しをして欲しいという思いから2つ設置されたみたいです。ここに座ったらなんとなく解放感でなんだか話したくなってしまいそう。ちゃっかり座ってみましたが、なんだか旅行にきた気分です。

きのこが散りばめられたりしていて、可愛いCAFÉ。奥にはまるで隠れ家のようなブース席も存在していました。

コロナがあり今はほとんど使用していないとのことでしたが、カフェやミニバーがあったりして、以前はここで打ち合わせなどしていたそうです。オープンスペースで来客者も自由に使用できるみたいです。たくさんのビル群を見渡せていい景色ですね~。

空のスペースにあるカフェチェアはファミレス席というのだとか。明るい気持ちにさせてくれる空間ですね。

空から世界へ…多様性が取り入れられた会議室エリア

それぞれの都市名が付いている会議室は、都市のイメージカラーなどに合わせて内装が異なるそう。壁を透明なガラスにすることで「公明正大」をオフィスでも表しているのだとか。

たくさんある会議室の中から、編集部が特に興味を感じたのは「ダイバー」という会議室。

会議室「ダイバー」の外観と会議室「ダイバー」内観

ここは子連れ出社OKとのこと。家具の角が全部丸くなっていたり、お座敷のような仕様になっていたりするので転倒や怪我の心配がなく、小さい子供がいても安心して打合せや作業ができますね。「またまた動物さんが見えるね。」などと話しながら、子供も飽きずに付き合ってくれそうです。また、ベビーカーだけでなく、車いすの方でも使いやすいようにドアはスライド式になっていました。

また天井をみると方角がわかるように方位磁石が! こちらも外国籍の方など宗教上で礼拝をする場合に使えるように配慮されているそう。まさに、多様なメンバーが安心して使える設計ですね。

規模の大きな会議やイベントに使用可能なカンファレンスルーム

サイボウズでは、時に大きな会議やセミナーなども開催されています。そんな時に利用できるのが、大会議室。黒い扉を開閉できるので、広さや収容人数を変えることが可能な設計に。デザイン性だけでなく、実用性にも溢れていて、全体的に多様性と変化に柔軟に対応できる仕様となっています。

将来、こんな働き方できる会社がもっともっと増えてほしい

今回、サイボウズに潜入レポートしてきましたが驚きと発見がたくさんありました。
何度も言ってしまうようですが、自分の望む働き方をしながらライフスタイルを創れるって理想ですよね。そしてリアルオフィスでもデジタルオフィスでもどちらにも共通して言えるのが、自然と社員同士がコミュニケーションを取れるような環境が整えられている、ということ。

【前編】のミニセミナーの質疑応答の際に「多様な働き方を行う上での管理の仕方」「コミュニケーションをとる “ザツダン” はどのように行っているのか」「在宅をすることによって作業効率は下がらないのか」など、参加した複数の企業からたくさんの質問が挙がっていました。
一人一人の働き方を尊重する働き方は理想ですが、管理をする側としては大変な苦労を伴う点が課題となり踏み切れない企業も多いのではないでしょうか。
今のサイボウズの社員の方にとっては多様な働き方が定着しており、自分の思いや意見を素直に伝えられる環境が整っていましたが、サイボウズ自体も「100人いれば100通り」の働き方がすぐ定着していったわけではなく、この環境が創り上げられるまでに試行錯誤しながら15年の月日をかけてチャレンジし続けて構築させていったとのことでした。すっかり定着した現在では風通しの良い職場環境に、社員の方もなんだかイキイキした感じの印象を持ちます。
企業が体制をいますぐに変えることは容易ではないですが、働き方の選択肢を増やすことによって良い人材を確保し、働きやすい環境をつくることは互いの利益にも繋がっていきます。これからもどんどん多様な働き方にチャレンジする企業が増えますように。

イベント詳細
サイボウズオフィス見学ツアー
※参加資格:サイボウズ製品を利用されていることが条件となります。

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MAHO

小学生の子供をもつ、働くママ やんちゃ盛りの子供の世話でてんやわんや 最近始めた家庭菜園にはまり中

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