お盆期間も過ぎましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
もうちょっと涼しくならないかなぁと、相変わらずエアコンなし・扇風機だけの部屋で在宅勤務を続けているKANEDAです。
今回は久しぶりの『突撃! 隣の在宅勤務』です。第3回を迎えました。
2回ほどオフィスチェアに関する記事を書いていたので、他の人の在宅勤務環境に関する興味が薄れていた今日このごろ、覚悟を決めて第3回の投稿をします。
今回も突撃! 隣の在宅勤務リアルレポ 第2回『番外編』 一昨日、好きになりました。 〜ジムで出会った運命の奴〜と同じく、KANEDAと同じ職場で仕事をしているKさん(なんとなく中堅どころ)にご登場いただきます。
一般的には社会人5年生〜8年生あたりに該当するものと思いますので、そんなことを想像しながら本記事を読んでいただければリアリティが増すかもしれません。
<仕事内容>
KさんはKANEDAと同じ職場で、ネットワーク・インフラの配線設計や工事手配の役割を担っています。
この職場には異動してきてまだ半年くらいですが、早々と職場に馴染んで先輩風を吹かしてくれています(笑)
「異動前の職場とは仕事内容も全然違いますが、周りの同僚に助けられつつもメインで業務を回すことが増えてきました。言いたいことを忌憚なく言いつつもメンバー同士の助け合いができる、いい職場です」(Kさん)
<仕事のしかた>
第2回で出演してもらったSさんと同じく、ほぼフルリモートワークの状態で、お客様から貸与されているPCとスマホのみで仕事をしています。
コミュニケーションツールはTeams一択。
「家に付属のインターネット回線があって、速度も十分。リモートワークするにあたっての通信環境は問題ないですね。稀にスマホの電波が悪くなって、電話するときに相手の声が聞き取りづらいことがある程度でしょうか」(Kさん)
<在宅勤務環境>
例によって
『どんな環境で在宅勤務をしていますか?』
『手を入れたいところがあれば教えて下さい』
という2点をインタビューしました。
「最近引っ越したばかりですが、リモートワークに対応する机と椅子は揃えています(普段は旦那が使っていて、私が使うのは旦那がいないときだけ。旦那がいるときはダイニングテーブルで仕事をしています)。でも、いつか使わなくなる世界が来ると思って、できる限り生活の邪魔にならないような、最低限の大きさのものにしました。今の職場に異動する前も完全リモートワークだったので、リモートワーク前提の家具を揃えることには躊躇しませんでした。」(Kさん)
「今の職場の特徴は、電話やTeams会議が多いことですね。前の職場では電話はほとんど使わなかったので、一番の変化です。音声でのコミュニケーションが多くなったことで、イヤホンをしている時間がすごく長くなったと感じています。もしかすると、営業時間中は席外しの時間以外はずっとイヤホンしているかもしれません。」(Kさん)
電話や会議が多くなると、必然的にイヤホンの出番が多くなりますよね。KANEDAも同じです。長いときは業務時間中ずっとイヤホンしていることもあります。
そんな方も多いのではないでしょうか?
(KANEDAはその昔、仕事でイヤホンやヘッドホンを使い続けていたので、現在もイヤホン1日中装着が苦ではありません)
ということで、Kさんの気になりポイント『ずっとイヤホンしている状態からの脱却』ストーリーをご覧ください。
2022年2月に現在のチームに異動して数か月、そろそろ仕事もよちよちながら1人で進められるようになってから思うことがひとつ・・・
「このチーム、電話多くない???」
着任~業務定着を完全リモートで行っていることに加え、業種(工事系)的にも電話文化が色濃く残っているため、実際に会話をしている時間以外にも連絡待ちをしている時間も多々あります(これを書いてる間も折り返し電話待ち)。
そんなさなか、いくつか気になることが出てきました。
イヤホンしていて気になること
- 閉塞感がある
- 会社支給の有線イヤホンだと電話しながら充電ができない
1. の閉塞感については違和感があるだけではなく、
「家族の声やインターホンに気づきにくくなる」
「外耳炎になる(という話を聞いた)」
ということもあり特に気になっているポイントなのです。
上記を解決するため、耳を塞がずに音が自分だけに聞こえるという、「骨伝導イヤホン」を探すことにしました。
探す上での条件と候補に挙がった製品
- とにかくマイクがしっかりしているもの
というのも、まだ仕事を覚えたてのペーペーのため、電話相手に「こいつ、そもそも何を言ってるかわからないのに音質も悪い・・・」と思われたくない一心でとにかくマイクがしっかりしている製品を探しました。
商品ページやレビューを吟味して、2つの候補に絞って家電量販店へお試しに行ってきました!
1. Shokz OpenMove
画像出典:Shokz公式サイト
<選んだ理由>
- シンプルイズベスト
エントリーモデルということでお値段もちょうどよく、見た目もクセがないので手に取りやすいなと思いました。
「マイク性能が許容範囲であればこのOpenMoveにしたいな」と思っていました。
2. Shokz OpenComm
画像出典:Shokz公式サイト
<選んだ理由>
- For Business
- マイク性能はお墨付き
マイクが口元までくる見た目からしてマイク性能は頭一つ飛び抜けていそうですが、OpenMoveと比べると倍のお値段がするのでだいぶ足踏みしてしまうのと、充電方法が独自規格なのでこれ以上充電ケーブルが増えるのが少しネックです。
前出のOpenMoveはTypeCなのでその点もOpenMoveの方が使いやすいと思っていました。
家電量販店でのお試し感想
サンプル品を接続し、まず本命のOpenMoveを試してみました。
家族と一緒に行ってお互いに電話をかけてみたのですが、ふたりとも「電話の相手が常にこの音質だとちょっと気になるかも・・・」という感想。
OpenCommに関してはさすがのマイク音質で、やはりビジネス用と銘打っているだけあるなという印象です。
正直、仕事で使うならOpenCommだと思いました。
余談ですが、家電量販店内は常に大音量でテーマ曲が流れているため「骨伝導イヤホンを家で使う用に買いたい」という理由でお試しするには向かない環境な気がしました。
(従来のイヤホンと違って耳を塞がないため、爆音のテーマ曲もそのまま聞こえしまう)
静かな場所で試していたらOpenMoveももうちょっと評価が上がったのかな・・・と思いつつ、OpenCommを購入し、実際に仕事で使ってみることにしました。
仕事中に使った感想
1. 想像以上に使いやすい(メリット)
従来のイヤホンと違う聞こえ方をするのではじめは違和感がありますが、イヤホンもマイクも想像以上に音質が良く使いやすかったです。外の音もよく聞こえるので、インターホンや洗濯が終わった音の聞き逃しがなくなりそうです。
2. 電話をしながらスマホの充電ができる(メリット)
骨伝導関係ないですが、イヤホンが有線から無線になったため「充電なくなりそうだけど打ち合わせが続く・・・」みたいなハラハラ感とは無縁になりました。
3. こめかみと耳の上が痛くなる(デメリット)
仕事中にずっと装着してみたときに、少し締め付けられている感じがしたのと、耳の上に引っ掛けるタイプなので、引っ掛け方が悪いと耳の上にも負担がかかるようです。
最後にひとつデメリットを挙げましたが、メガネと同じように、慣れなのかな? という気がしています。
また、本当に丸一日つけている際は気になるのかもしれませんが、そのあたりは従来のイヤホンと同様、電話がひと段落したら外して休憩できるので「痛くなりすぎて仕事にならない・・・」となるほどではないかなと思います。
まとめ
骨伝導イヤホンを使い始めてまだ数日ですが、現状快適に過ごせているので、電話やリモートでの打ち合わせが多い人こそにオススメしたいです。
継続利用してみての変化を後日またレポート予定です。
近年は長時間イヤホン・ヘッドホンをしていることでの健康被害も報告されており、その対策としても骨伝導イヤホンが注目されているようなので、気になる方もぜひ検討してみていただければと思います。
いかがでしたでしょうか。
Kさんの気になりポイントは、骨伝導イヤホンでしっかり解消されたようでよかったですね。
KANEDAも骨伝導イヤホンを試したことがありますが、慣れるまでは「音が耳ではないところから聞こえる」ことの違和感を覚えつつも、耳元が楽であるという感覚がありました。
(顔のサイズ上、圧迫感が強くて長続きしなかったのですが。頭/顔のサイズに合わせて、骨伝導イヤホンもLサイズとかLLサイズとかあるといいなぁ、と思った当時。)
骨伝導イヤホンは『音を聞くだけ』のものと『マイクが付属』しているもの、マイクが内蔵タイプと口元まで来るものと種類があるようです。
リモートワークで使うためには『マイク付属』が必須でしょうから、選ぶときには仕様をよく確認してくださいね。
会議中に家族の声も呼び鈴の音も確実にキャッチできる骨伝導イヤホンは、リモートワークにおける家庭内コミュニケーションの問題を解決するかもしれません。
リモートワークやリモート会議が当たり前になってきた今こそ、お困りの方は手を出す機会かもしれません。
とはいえ個人によっても感覚が違うため、骨伝達イヤホンに興味津々の他のチームメイトにも使ってみてもらい、Kさんの後日談と併せてご報告予定です。
たかがイヤホン、されどイヤホン、安くはないお買い物なので納得感のある選択をしたいですね!
(※本記事は2022年8月中旬に執筆されたものです)
ITインフラとガジェット大好きおじさん。気になることは調べてみる・やってみる・使ってみるがモットー。ただし、技術はからっきし。その昔はテレビの仕事をしてたとかなんとか。
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