年間を通して行えるふるさと納税。みなさまはもう検討されましたか？　個人的な印象ですが年末にかけこみで行われるイメージがあります。前もってターゲットを絞っておくと、より良い返礼品に巡り合えるかもしれませんね。前回記事「【第一弾】食品だけじゃない！　リモートワークに役立つふるさと納税の返礼品」ではリモートワークに役立ちそうな返礼品をご紹介してみました。今回はふるさと納税返礼品特集の第二弾です。身の回りで使える実用的な物から気分を上げてくれる変わり種までラインナップ。もちろん全ては紹介しきれないので、今回もその中でも編集部で目を付けたこだわりの逸品を紹介します。是非ご参考にしてみてくださいね！

秋田杉ボールペン・シャープペンシルセット

何もかもがデジタル化する昨今・・・たまにはアナログに立ち返り良い文具を使ってみるのも良いのでは？　ちょっとしたプチ贅沢ができるのもふるさと納税の旨味ですよね。秋田県横手市の返礼品、天然の秋田杉を使用した秋田杉ボールペン・シャープペンシルセットです。秋田杉素材はすべて横手市産というまさにこだわりの逸品。シンプルな形ですが品があり木目がとても美しいです。プラスチック素材とは違い木製なので使い続けることで趣が増し、秋田杉の質感が手になじむとのこと。木のいい香りがして癒し効果も期待できそうですね。考え事の合間にホッと一息するだけで、良いアイディアが生まれるかもしれませんよ。寄付金額は18,000円です。

画像出展・引用:ふるさとチョイス

画像出典:楽天ふるさと納税

九谷焼ワイヤレス充電器

電化製品に囲まれてデスクワークをしていると殺風景になりがちで、人によっては気持ちが沈んでしまうことも・・・。そんな時は明るいアイテムでデスク回りを飾ってみてはいかがでしょう？　日本の代表的な伝統工芸の九谷焼でできた石川県の返礼品、ワイヤレス充電器です。
九谷焼の陶板で装飾された充電パッドの上にスマートフォンを置くだけで充電できる優れもの。九谷焼の美を日常的に楽しめますね。しかし何より充電パッドに焼物の装飾を施そうと思う発想が面白いです。寄付金額は20,000円です。
※非対応機種もあるのでご注意ください

引用:ふるさとチョイス
画像出典:九谷結窯

木製エコ加湿器

次に紹介するのは、木桝の生産日本一の岐阜県大垣市の返礼品、木製エコ加湿器「MUST（マスト）」です。
自然蒸発を利用した電力を使用しない環境に優しいエコな加湿器です。
これから冬が近づき乾燥が気になりはじめますが、そんな季節にピッタリの返礼品です。グラスに水を入れた状態に比べ、約8倍のスピードで蒸発するんですって。すごい！　素材が天然のヒノキでできているので、水の蒸発とともにヒノキの香りが漂い、一石二鳥です。
そしてなんといってもデザインの美しさに心惹かれますよね～。お部屋のインテリアとして飾っても良さそうです。デスクの上に置いておけば乾燥からお肌を守ってくれるしいい香も漂ってくるし、仕事もはかどりそう！　リモートワークにピッタリの返礼品です。
寄付金額は28,000円です。

画像出展・引用:桝工房枡屋
引用:ふるなび

国産い草のヨガマット

コロナ過で外出の機会が減り、運動不足解消にと自宅でヨガを始めた人は意外に多いのではないでしょうか？　そんな人におすすめするのが、い草のヨガマットです。
い草は空気中の水分が多いときは湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出するなど、部屋の中の湿気を調節します。
他にも空気の浄化や消臭効果も期待できるため、このヨガマットは汗のにおいも気にならずさらっとした肌触りでべたつき感もないそう。
また国産のい草を使用しているので弾力性があり耐久性にも優れているなどいいことづくめですね！
ヨガだけではなくストレッチや体幹トレーニングなどにも使えます。
寄付金額は29,000円です。

画像出展・引用:ふるなび

ビジネスシューズ

次はビジネスシューズを紹介します。「コージ製靴」という1987年に創業された新潟の工場で熟練の職人が1足1足丁寧に生産した日本製の価値ある逸品です。
男性ものなので女性の私はもちろん使えませんが、写真から職人さんが1足1足丁寧に作っているんだろうなというのが感じられて、旦那さんのプレゼントにいいかもと目に留まりました。日本人の足に合うように拘って設計されている点も興味をそそられますね。
皮の間に防水シートを入れたり、アウトソールのゴムにセラミックを配合したりすることで、防水・防滑性も優れている本革の紳士靴が完成しているとのこと。寄付金額は35,000円です（他の価格帯の靴もあります）。

画像出展・引用:ふるさとチョイス

画像出典:コージ製靴オンラインショップ

無人島体験ツアー

これまで紹介したものとは少し趣向を変えて体験型のふるさと納税です。
その名も「無人島体験ツアー」。
長崎県大村湾に浮かぶ無人島「田島」に大人2名で宿泊できるチケットで、135,000円～（参加人数によって他の価格帯もあります）。
コース内容は入島料、無人島送迎渡船料、炭の利用料、食器・テント・寝袋のレンタル料などの他、海ほたる鑑賞料やドラム缶風呂体験料その他ワークショップの参加費など含まれているようです。
のんびり釣りをするもよし、シーカヤックで海を体験するもよし、森の中でターザンスライダーをするもよし、いろいろ体験ができそうです。
紹介文の中に大人心がくすぐられる印象的な文章がありました。
「無人島、そこには何もなくて、全てがある　さぁ、ここにしかない遊びと学びを求め　冒険の旅に出かけよう」
リモートワークの利点は今まででは考えられなかった場所で仕事が成立すること。自分はモノより体験を買いたい！　という人にはピッタリの返礼品かもしれません。情報番組でも紹介されて話題になったようですよ～。

画像出展:SAIKAI観光サイト
引用:ふるさとチョイス

ガバメントクラウドファンディング

「ガバメントクラウドファンディング」と呼ばれる新しい形のふるさと納税があるのをご存じですか？
ガバメントクラウドファンディングとはふるさと納税の制度を利用して資金を募る仕組みで、「地方自治体」がプロジェクトの実行者として立ち上げるクラウドファンディングです。
ふるさと納税は多くの方が「返礼品の内容」に重点を置いて寄付先を選びます。一方でガバナンスクラウドファンディングは「支援金の使い道」が重要視されます。自治体のプロジェクトに共感し、その取り組みを応援するために寄付をするのです。
従来のふるさと納税と同じようにプロジェクトに寄付した金額に応じて、寄付金控除または寄付金特別控除を受けることができます。
具体例として、罪のない動物の「殺処分」を無くすプロジェクトや、厳しい環境で生活する子どもたちに食を届ける事業、災害復興など、プロジェクトの内容はさまざまですので、今年は一味違うことをしてみたいという方、ピンときた方は是非覗いてみてください。
参照：ふるさとチョイス：https://www.furusato-tax.jp/gcf/

いかがでしたか？
今回改めて感じたのは、ふるさと納税の返礼品を深くリサーチすることで、自治体ごとの名産品を改めて知るきっかけとなるということ。リサーチしている中で「○○市はこんなところです！」と説明が添えられていたりするのをよく拝見しました。新たな学びに繋がる良い制度だと思いませんか？　何か気になったものや、これ面白そう！　と少しでも思ってもらえるものがあったなら嬉しいです。マンネリ化したリモートワークにひとさじのエッセンスを加えてくれること間違いなしですよ。