COLUMNコロナ禍の緊急事態が終わって、リモートワークの現在

寒くなる日が増えてきた昨今、いかがお過ごしでしょうか。
自宅では「寒いなぁ」と思いながら、震えるほどでもないのでなんとなく厚着して仕事をしているKANEDAです。
以前の記事で「足元をダンボールで囲むと寒くない気がする」(仕事部屋が寒い 〜家のアリもので考える底冷え対策〜)という話をしましたが、今年は今のところダンボールの設置はせずにしのいでいます。 あったか系のインナーの効果を改めて実感しています。

さて今回は、以前の記事でKANEDA自身のリモートワークについて語ったことがありますが、時間が進んで世の中の環境が変化した昨今、どのような変化があったのかを語ってみようと思います。
環境の変化に合わせていろいろと業務環境を変えてきましたが、振り返りの意味も込めてこの記事を起こすことにしました。最後までお付き合いください。

リモートワーク始まった当初

ここまでやって、ようやくまともなリモートワーク環境になりました。

が、

に。

こうやって振り返ってみると、徐々にリモートワーク環境の整備が進んでいったことがよくわかりました。いろいろ考えて、ひとつひとつ課題を潰していったなーという気持ちと、記事のネタは身近なところにたくさん転がっていたなーという振り返りでした。

現在

  • 週3日は出社もしくはお客さんのところへ訪問
  • 多いときは週5日出社

リモートワークの頻度は激減しています。
出社の頻度が増えたことで改めて感じたことですが、出社して上司・同僚とオフラインで会話しながら仕事を進めることのほうが、結果的に目線や認識のズレが起こりにくいと実感しています。
もちろん、出社していてもリモートでの会議や電話での会話は継続して発生していますので、完全にコロナ禍前と同じ状況というわけではないのですが、ちょっとした気になりごとの確認や1on1の面談(当社では「よもやま」と称しています)は、オンラインよりもオフラインのほうが密度が高く、終わったあとのクエスチョンが残りにくいと思っています。
その点で、リモートワークと出社しての業務は都合のいいように組み合わせて扱う、いわゆるハイブリッドワークの働き方が、自分にとってはいちばん適していると思いました。

まとめ

振り返ってみると、リモートワーク開始直後はとにかく「どうしたらいいかわからない」の暗中模索状態から始まり、長引くことを目の当たりにしたところから環境を整えはじめていましたね。
いまリモートワークで使っている部屋も、それまではただの物置き状態で電子ピアノが鎮座しているだけの部屋でしたが、いまとなっては朝起きて身支度整えたらその部屋に直行するようになり、部屋の使い方にも大きな変化が生まれていました。
あとは椅子(オフィスチェア)です。物体としてはかなり大きいですが、さすがの座り心地と機能性で、暑かった今年の真夏も背中が蒸れることなく1日仕事をやりきることができました。
また、カラーリングが明るいことから一般家庭にあっても違和感ない、という点も、このオフィスチェアを選択してよかったと思いました。これからもお世話になります。家で仕事をする頻度は減ると思うけど。

もともとは、家で仕事をすることを全く考えていない(家に仕事を持ち込みたくなかった気持ちもある)状態でのリモートワーク開始でしたから、実質ゼロスタートでおよそ2年半が経過したことになります。
必要最低限を心がけていましたが、極端にモノが増えることもなく、ある程度のところで環境整備は完了し、なんとかここまで過ごすことができました。KANEDAの性格上、アレもこれも試してみたい気持ちは強いのですが、家族がそれを許してくれなかったということで、悲しい気持ちもある一方で財布の紐を緩めさせてくれなかったことに感謝です。

とはいえ、リモートワークで仕事しましょう。の状況が2年も続くとは考えていませんでした。正直なところ、長くても半年くらいで元の働き方に戻るんじゃね、という気持ちで、リモートワーク開始当初は考えていたように思います。世の中のみなさんも、一定数KANEDAと同じ考え方の方がいるのではないでしょうか。
コロナ禍がはじまって2年ちょっと過ぎ、フルリモートでの働き方を前提にした企業さんの数も増えてきており、コロナ禍を起点に働き方という観点では選択肢・多様性が一気に拡大した「働き方におけるカンブリア爆発」と言えるように思いました。
一方で、それによって顕在化した問題や課題も多種多様ですが、それはまたいつか取り上げたいと考えています。

人によってはリモートワークのほうがいい、出社しての業務形態がいい、とそれぞれの考え方があるのは重々承知ですが、状況に合わせて適宜使い分けることができる環境を整備していくことが必要になっていくでしょう。

KANEDAの勤務先を例にすると、主業であるBPO事業はお客様からの要請に合わせて、リモートワークを主にしているチームもあれば、原則は出社しての業務にしているチームもあります。もちろん、出社・リモートワークを適宜選択できるようにお客様と交渉も行っていますし、会社からもリモートワークに必要な設備(モニターやモバイルWi-Fiなど)の提供を行っています。
また、本社スタッフも適宜リモートワークが実行できるように、設備やシステム面の整備を進めてきました。社内に置かれていた業務システムのクラウド移行やVPN環境の整備、経費精算における紙原本の廃止など、本社スタッフが毎日出社しなくてもバックオフィス系業務を遂行できるよう、取り組みを進めています。

ということで、今回はリモートワークの今を開始当初とくらべてみました。
社会情勢の変化に合わせて働き方も変化していきますが、改めてここ数年は急激な変化が続いた時期だったなぁと振り返りをしつつ、今後も速度の早い変化に追従していきたいと決心するKANEDAなのでした。

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KANEDA

ITインフラとガジェット大好きおじさん。気になったことは調べてみる・やってみる・使ってみるがモットー。ただし、技術はからっきし。その昔はテレビのお仕事してたとかなんとか。

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