INTERVIEW[ 働くママがぶち当たる「〇〇の壁」シリーズ ] 両立が大変? 働くママ(パパ)に聞いた、夏休みの乗り切り方とは?

これまで「小1の壁」として、これから小学校に通うことになるお子さんをお持ちの働くママたちに、小学校に上がる際に立ちふさがる『小1の壁』問題についての不安現実を聞いてきました。
これから夏休みを迎えるにあたって小学校はお休みに入ります。地域によっては学童に預けられないこともあり、共働き世帯の両親にとってはピンチ!
リモートワークであれば子どものお世話と仕事の両立を図ることになりますし、フル出社のご両親にとっては・・・もっと厳しい現実が待っている模様・・・。
そこで今回は、実際に複数のお子さんを持つ先輩ママさんパパさんに夏休みの過ごし方についてお話を伺いました。

はたらくママパパ プロフィール

【Sさん】以下Sママ :
子供: 長男11歳(小5)、長女5歳(年長)
家族構成:両親+子供2人の4人家族
(祖父母が近くに住んでいる。夫婦で在宅勤務だが、夫が忙しいため基本ワンオペ)

【Kさん】 以下Kママ 
子供: 長男16歳(高2)、次男13歳(中2)、三男5歳(年長)
家族構成:両親+子供3人の5人家
(祖父母のサポートは無いが夫の協力は多め)

【Nさん】 以下Nパパ :
子供: 長女21歳(大4)、次女18歳(大1)、長男9歳(小3)
家族構成:両親+子供3人の5人家族
(祖父母のサポートは無いが、妻&大学生の姉たちの協力あり)

【Mさん】 以下Mパパ :
子供: 長男12歳(小6)、次男10歳(小4
家族構成:両親+子供2人の4人家族
(祖父母のサポートは無く、妻は午前中のみのパートタイム勤務)

― 「小学校、学童が夏休みに入る!」このタイミングで不安だったことはありますか?

Mパパ : うちは昨年、一昨年はフルリモートだったので外に預けるということ自体をしていないので、特に不安事や困ったことはなかったです。

Kママ : 夏休みの間、毎日お弁当を用意しなくてはいけないのが負担増で憂鬱でしたね。
それから、「学童」→「学校での補習や水泳など」→「学童」 というような変則的なスケジュールになるタイミングがあって、対応していけるかどうかも不安でした。

Nパパ : 妻談ですが、放課後倶楽部が10時からなので学校がある時よりも遅いことに不安を感じていたようです。

Sママ : 出社時代は学童に行かせていましたが、うちもお弁当作りが面倒くさかったです。
在宅勤務になってからは、感染予防の観点とお弁当を作らなくて済むという観点で基本学童には行かせていませんでした。夏休みはもちろん、学校が休みの時は給食がないので、お昼どうしようという点と、日中どう過ごしたらよいのだろう?? という点が不安でしたね。

― 毎日のお弁当作りは負担ですね。不安を解消するためにした対策などはありますか?

Kママ : 主人と交代でお弁当を作ったり、手作りにこだわらず、冷凍食品を活用したりしていました。
変則的なスケジュール対応策としては、子どもにも予定を伝えていましたが、学童の先生、担任の先生、見回りの先生にスケジュールを伝えてフォローしてもらっていました。

Sママ : これといった対策はないですが、学校から出された夏休みの宿題と、自主学習をメインに行ってゲームばかりにならないように促しました。あとは短期間ですが、祖父母の家に遊びに行ったりお泊りに行ってもらったりもしましたね。

Nパパ : うちは妻が勤務先のシフトを変更してもらい、子供を送り出してからの勤務時間にしてもらっていましたので特段問題はなかったです。

Mパパ : 基本は在宅でしたが、どうしても会社に行く必要があるときは、妻と入れ替わりもしくは1時間ほど子供だけを家に残して出社の対応をしていました。その時も、エアコンつけっぱなし、お弁当用意しておく、宿題など課題を与えてそれが終わるまでは家から出られない、などゲーム感覚にして工夫をしていましたね。

― やはり、ご家族や周りの方のフォローがあると助かりますね。子供だけで家に居られるようにゲーム感覚にするものナイスアイディアです! 在宅勤務中でさらに夏休みも重なった際の困りごとや対応策はどうされていましたか?

Kママ : 子供の食事の時間と私の休憩時間が合わないことが困りごとでしたね。お昼に打ち合わせが入ることがあっても、子供は待ってくれないので・・・朝のうちに作っておいたり、外食、デリバリーを使って対応したりしていました。
息子はサッカーをやっているのですが、長期休暇になると通常夕方の練習が、朝、昼、夕方、朝&夕方とパターンがバラけるので、都度補食を用意する回数が増えるんです。こちらも、朝のうちに準備か購入で対応していました。

Sママ : うちもお昼ごはん問題ですね(笑)適度に外食を取り入れつつなるべくお昼は親子ともどもリフレッシュできる時間になるように心がけました。例えば、帰りがけにコンビ二でお菓子を買ってあげるとか!
今は主人か私のどちらかが在宅勤務していることがほとんどなので特に困りませんが、たまに出社日が重なった場合は、さすがに一日中家にいさせるのも心配なので学童に行ってもらうことになります。

― 学童があるのはありがたいですね。高学年になると学童がない場合もあるかと思いますが、そこで困ったことはありますか?

Kママ : そうですね、低学年は学童にお弁当を持たせて送り出すことができるので良かったのですが、学童がなくなると子供だけで家で過ごすことになるため、不在時に本人なりに困ったことが起きると仕事中に電話がいっぱいかかってくるんです。対応策としては、低学年の時は周囲に事情を説明し、電話をかけていました。高学年の場合は、SMSやメールで返信しています。

― なるほど。子供にとっても1人で家にいるのは慣れないうちは得に不安ですもんね。今年の夏休みはどんな風に過ごされる予定ですか?

Kママ : 基本は在宅勤務になるため、1日の予定を事前に確認しておきます。出社する日は、週初めor遅くとも前日には子どもに伝えておきますね。
小学校を卒業した子は、ある程度自分のことは自分でできるようになってきたので、自分で昼食の用意をがんばってもらう日を作る予定です! 

Mパパ : 出社の頻度が高くなっているので、昨年と同様、妻と連携していきたいと思っています。

Nパパ : 久々の蔓延防止措置がない夏休みなので、どこか旅行に連れて行こうと思っています。あとプールとかも連れていきます。

― 良いですね。子供にとってもしばらくぶりに夏を楽しむことができますね。最後に、これから同じ立場になるお父さんお母さんへのメッセージやアドバイスをお願いします。

Mパパ : 子供の年齢によるところはありますが、出社ができないならそれを素直に説明して周囲の理解と協力を得ることが重要と思います。
また、ある程度の年齢であれば、数時間家に閉じ込める(子供だけで家を守ってもらう)という経験をさせると、大人も子供も成長できると思います。ルールをしっかりと決める&子供が理解して遵守できる状態にし、物理的なセキュリティを施すことができる環境であればという前提はありますが・・・。

Sママ : やはり学童がどういう体制かが重要となります。夏休み中も対応しているのか、お昼はどうなのか? (持参しなくても有料でお弁当を用意してくれるところもあるようです) 家にいさせる場合は、予め日中の過ごし方について子供と話しておくと良いかと思います。学校の宿題以外の自主学習用の教材等を選ぶ、ゲームの時間を決めておく、などですね。
あとは学年にもよるかと思いますが、一緒に公園に行けるようなお友達がいるなら親の連絡先をおさえておく、とか。祖父母の家に行けたりするとかなりラクですよ(笑)

Nパパ : 可能ならあらかじめ住む自治体を選んだ方がよいかと思います。私が住んでいる自治体は、待機児童0人をうたっていますし、小学校も学童以外の放課後倶楽部が充実しているので助かっています。

Kママ : 夏休み、冬休み、春休みといった長期休みは学校がない分、子供の生活リズムも乱れやすく、寝かしつけや、朝なかなか起きてくれないと普段よりも時間がかかることが多いです。そのため、学校がある時よりも時間に余裕を持つようにすると、心の平穏が保たれます。
学童へお弁当を持たせるのも毎日のことになるので手作りにこだわらず、保冷剤の代わりにもなる自然解凍できる冷食を使うなど、手間を減らすことが長い休みを乗り切る体力温存につながります。
学童などを利用しなくなる高学年になると子供だけで家にいる時間が増えるので、同級生で頼れるママ友やご近所の方とのお付き合いを密にする、子供と確実に連絡がとれる手段を確保しておくと出社時も安心して働けますよ。
在宅勤務だと、子供がかまって欲しがったり、打合せ中とか気にせず話しかけて来たりもするので、話ができる時間を決めておくとか「この時間は相手にできないよ」という時間を伝えておくとお互いにストレスなく過ごせるかと思います。

― 皆さん細やかなアドバイスをありがとうございます。

いかがでしたか? 先輩パパママのリアルなお話は何よりも参考になる部分がありますね。住む地域や学童の制度、家族のサポートの有無、もちろん子供の個性によっても変わってきますが、事前の調査、ママ友との交流、そして来たるべきお弁当問題にも、なるべく負担にならない形で工夫をすることで気持ちにも時間にも少しは余裕が持てるのではないでしょうか? 長い夏休みを子どもの成長と共に乗り越えていきたいですね。

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MINA

仕事もプライベートも充実させたい派。転職してデスクワークに励む毎日。やっと仕事も板についてきたかなぁ。

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